こんにちは、しまみさです。
この記事はこんな方に向けて書いていきます。
未経験だけどエンジニアへ転職したい!
女性がエンジニアになるのは難しい?
女性エンジニアの働き方や実態を知りたい!
当記事では、エンジニアという職種を女性におすすめする理由と、未経験からエンジニアへ転職する方法をお伝えしていきます。
IT人材が不足している今、女性エンジニアの転職数は増加傾向にあるそうです。
しかし、それでも全体的にみると女性エンジニアの数は男性に比べてとても少ないのが現実です。
男性:女性=81% :19%
ですが、エンジニアは性別に関係なく、どんな人でもなれる職種の一つです!
しかも、自由な働き方がしやすい職種なので、ライフステージによって生活様式が変わりやすい女性にこそおすすめです。
この記事を書いている私は、独学でプログラミングを勉強し、30歳を目前にエンジニア転職を果たしました。
独学・未経験、そして女性、アラサー…と周りから見たら「厳しいんじゃない?」と言われる要素ばかりでした。そんな私の実体験と現状を織り交ぜながら解説します。
女性にエンジニアをおすすめする理由
理由は以下の3つです。
・働き方の柔軟性が高い
・実務経験やスキルがあれば転職しやすい
・平均年収が他業界より高い
それぞれ解説していきます。
働き方の柔軟性が高い
エンジニアの中でも特にWeb系エンジニアは、PCとインターネットがあれば場所にとらわれずに仕事ができます。
在宅勤務やリモートワークがしやすい職種の一つです。
未経験で転職した場合、すぐにリモートワークをさせてくれる企業は少ないと思いますが、将来的には可能でしょう。
また、経験を積めば、会社員ではなくフリーランスとして、もっと自由に働くこともできるでしょう。
実務経験やスキルがあれば転職しやすい
冒頭でも述べたように、IT業界は人材不足といわれています。
経済産業省の調査(2019年3月)によると、2030年にはIT人材の不足数が最大で約79万人になるという試算が出ているそうです。
特にネットワークエンジニアといったインフラ関連やAI(人工知能)関連、スマートフォン関連などの分野で不足が見込まれるようです。
参考:経済産業省の調査
結婚や子育てなどの都合で転職せざるを得ない状況になった時、求人件数が多い、つまり売り手市場な業界の方が安心できるでしょう。
平均年収が他業界より高い
dodaの調査(2019年9月~2020年8月)によると、女性で最も平均年収が高い業界は「IT/通信」で386万円とのことです。
男女合わせた全体でみても「IT/通信」は444万円で4位なので、比較的高めの業界でしょう。
エンジニアって大変そう!
働き方が自由で、給与も高めであることは魅力的だけど、エンジニアになるのは難しそう、仕事がキツそうというイメージを持っていませんでしょうか。
そこで、私の経験を踏まえてお答えします。
プログラミング学習は簡単ではありません
個人差はあると思いますが、プログラミング学習は簡単ではありません。
数日で理解できるものではありませんし、継続的な学習が必須です。
もちろん転職後も勉強は欠かせません。
私は超凡人・文系・数学苦手なタイプだったので、普通の人よりも理解するまでに時間がかかったと思います。
ですが、そんな私でも勉強を続けたらWebサイトが作れるようになり、Webエンジニアとして転職ができました。
もし少しでもエンジニアには興味があれば、「難しそうだから辞めておく」「私には無理」と思わずに、一度試しに勉強してみるのはいかがでしょうか。
やってみたら興味が湧き、1年後にエンジニアとして働いているかもしれません!
残業は多い?
エンジニアというと長時間労働や残業が多いといったマイナスなイメージを持たれることもあります。
確かに案件の納期が迫っている時は、残業したり休日出勤したりすることがあります。
ですが、落ち着いている時は定時に退社していますし、代休も取得できています。
労働環境は入社した会社によって大きく変わるはずですので、社員のワークライフバランスを重視している企業かどうか、入社前に確認しておきましょう。
エンジニアになる前もなった後でも学習が必要で、仕事も大変というとネガティブな印象を与えてしまったかもしれません…
しかし、働くうえで、自由に働けることや将来性を重要視している人には最適な職種の一つだと思います!
では、エンジニアのメリットとデメリットを知った上で、未経験からエンジニアへ転職する方法を紹介します。
未経験からエンジニアへ転職する方法
未経験からエンジニアへ転職する際、学習期間を経て、転職活動を行うべきだと思います。
理由は以下の2点です。
・学習することにより、エンジニアを仕事にできるか分かるため
・書類選考や面接の際に、自己学習していることや成果物がプラスになるため
私自身、学習期間中はプラグラミングが大好きと断言できる程ではありませんでしたが、熱中できるし、楽しいなと感じるレベルでした。
それでは、転職までの道のりを2ステップに分けて解説します。
ステップ1 学習
自分に合った学習方法を選び、インプットとアウトプットを繰り返し、最低限の知識を習得する段階です。
実務経験がなくても、学習経験はいくらでも積むことができます。
では、具体的な3つの学習方法を紹介します。
・オンライン学習
・プログラミングスクールに通う
・職業訓練所に通う
それぞれ解説します。
①オンライン学習
初めてのオンライン学習におすすめな方法は、プロゲートです。
まずは無料でできるコースをやってみましょう。
私も無料でできるコースから始めて、後に有料会員になりました。
他にも、ドットインストールや、動画で学ぶサービス、例えばUdemy(ユーデミ)などあります。
オンライン学習のメリットは以下です。
・比較的安価な費用
在職期間におすすめな学習方法です!
②プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールは、スクールによって特徴や強み、学べる言語が異なるので、各社比較して自分に合ったところを選びましょう。
プログラミンスクールは高い!という勝手なイメージがあったのですが、調べると無料受講できるスクールもありました。
ただし、両校とも無料受講の対象は20代のようです。
プログラミングスクールのメリットは以下です。
・疑問や分からないことを質問できる
・転職支援サービスがある
・モチベーションの維持につながる
上記のメリットは全てのスクールに共通することではなく、スクールによって特徴が異なります。
よくリサーチしてから受講しましょう。
③職業訓練校に通う
最後に、退職後に職業訓練校に通う方法です。
職業訓練校は、国や地方自治体が主体で運営していて、申込みはハローワークで行います。
職業訓練の中でも、離職者訓練を受講することになるかと思います。
詳しくはこちらをご覧ください。
ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
職業訓練校のメリットは以下の点です。
・要件を満たせば、受講中に手当を受給できる
注意点としては、定員やスタート時期が決まっていることです。
また、民間のプログラミングスクールと比較し、転職成功率が低い、授業内容や転職支援の質が低いという声もあります。
しかし、私の同僚はWebデザインの職業訓練を受講し、Webデザイナーとして就職したので一概には言えません!
以上が学習方法です。
続いて、具体的な転職活動について解説します。
ステップ2 転職活動
基礎学習を終え、ポートフォリオ(成果物)を作成している、または作成を終えた方は、転職活動を開始しましょう。
早く転職をしたい場合は、学習と並行して求人情報もチェックしましょう。
以下、具体的な転職方法です。
・転職エージェント
・ハローワーク
・Wantedly(ウォンテッドリー)
・SNS
・直営業
・知人の紹介
それぞれ解説します。
転職エージェント
まずは、転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントとは、簡単に言うと、求人したい企業と求職者を仲介をしてくれる会社です。
担当アドバイザーがつき、転職活動をサポートしてくれるサービスです。
IT企業に強い転職エージェントや、女性の転職を支援する転職エージェントなど特化したところもあります。
転職エージェントのメリットは以下です。
・希望に沿った企業を紹介、応募書類へのアドバイス
・アドバイザーのとやり取りはオンライン上で可能
デメリットは以下です。
・主要都市の求人が多い
転職エージェントは、求職者を入社させることによってマージンを得ています。
そのため、たくさんの企業に応募し、選考に進んでもらおうと推しが強いこともあるようです。
私の場合、アドバイザーに「少しでも良いと思ったら積極的に応募してください!」と言われました。
ですが、そうしなくても強制されるようなことはなかったので、特に気になりませんでした。
上記のデメリットは、利用するエージェントや担当アドバイザーによると思います。
ハローワーク
次に、ハローワークを利用する方法です。
ハローワークのメリットは以下です。
・地元密着な企業の求人がある
デメリットは以下です。
・やり取りが形式的
・ブラック企業体質の求人も含まれる
インターネットの環境があればどこにいても求人検索はできますが、応募するにはハローワークに行かなければいけません。
私はハローワークを通して応募、面接、入社しました。
地方のITベンチャー企業で、ハローワーク以外には求人を出していませんでした。
ハローワークには良い企業の求人が少ないと言われることもありますが、100%そうではありません!
地方で転職活動をされる方には、ハローワークもおすすめです。
Wantedly(ウォンテッドリー)
次に、Wantedlyを利用する方法です。
Wantedlyとは、給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で企業と求職者をマッチングするビジネスSNSです。
Wantedlyのメリットは以下です。
・企業と求職者が直接やり取りを行う
・プロフィールを登録しておくと、企業からスカウトされることも!
デメリットは以下です。
・面接の日程調整など、企業とのやり取りを求職者が行う
良くも悪くも仲介者がおらず、企業とのやり取りは自分で行います。
Wantedlyサイト内のチャットツールを使って、面談や面接の日程、選考結果の連絡を取ります。
私が話を聞いた企業(オフラインとWeb合わせて)は10件弱ですが、ラフに話を聞くことができ、企業と求職者のマッチングを重視している印象があります。
ワンメディア代表・明石ガクトさんの本の中で、「企業も人も共感を求め合う」、「有名な会社より、給料のいい会社より、気持ちのいい会社に入りたい」と仰っていたのを思い出しました。
SNS
次に、SNSを利用する方法です。
SNS上で学習している内容や転職活動中であることを発信すると、興味をもった企業からスカウトがくるかもしれません。
ただ、日頃から発信をしている人やフォロワーが多い人にとって有効な方法かと思います。
直接営業する
次に、直接営業する方法です。
転職したい企業が決まっているけれど、転職サイトやハローワークなどに掲載されていない場合におすすめです。
企業サイトにアクセスすると、問い合わせフォームがあると思うので、問い合わせてみましょう。
知人の紹介
最後に、知人の紹介です。
知人に会社を紹介してもらったり、知人が経営している会社に転職したりすることもあるでしょう。
私の周りにも転職活動はせず、知人の会社に転職している人が結構います。
自分のやりたいことと会社が求めることがマッチすればお互いラッキーですよね!
以上、6つの転職活動の方法でした。
まとめ
以上、女性にエンジニアをおすすめする理由と、未経験からエンジニアへ転職する方法でした。
女性にエンジニアをおすすめする理由がこちらです。
・働き方の柔軟性が高い
・実務経験やスキルがあれば転職しやすい
・平均年収が他業界より高い
未経験からエンジニアへ転職する方法はこちらです。
ステップ1学習
・オンライン学習
・プログラミングスクールに通う
・職業訓練所に通う
ステップ2転職活動
・転職エージェント
・ハローワーク
・Wantedly(ウォンテッドリー)
・SNS
・直営業
・知人の紹介